
道後スポ少は、6年生が多く、夏の県大会ベスト8等、それなりに強かったものの、試合にでている5年生は数人であり、周囲からは「今年の道後は、未知数」ぐらいの評価だったらしい。(後述)

この大会は、松山市の28チームが4つのブロックに分かれてトーナメントを行う。(勝ち上がった4チームの決勝トーナメントの日程は決まっていない)
道後スポ少は抽選の結果、1回戦不戦勝。
まだまだスタミナ不足の5年生チームにとっては、1試合でも少ない方が有利な気もするが、いきなり1回勝ったチームと対戦することになる。
相手は1回戦で小野に勝った双葉。
案の定、1回の表に守りの乱れでランナーを出したところで長打を浴びて3点を失う。
その後、相手のミスで1点ずつ返していき、こちらの守備陣も落ち着いて失点を許さず、2-3で迎えた5回裏、二死二三塁から、4番の例のショート強襲ヒットの間にランナー2人がホームインし逆転!続くキャプテンのヒデの当たりが外野の間を抜けて2ランホームラン。一気に6-3と試合をひっくり返した。
その後も、失点を許さず6-3で試合終了。2回戦を突破した。
続く、3回戦は、2回勝ってきている椿と対戦。
この試合では、投打の歯車が噛み合い、2本塁打を含む長打が有効に出て、6-1で逃げ切り勝ち。
見事に、松山市予選のベスト4進出を決めた。
試合内容では反省点も多いし、どちらももう一回対戦したら勝てない気がする相手に運良く勝てた内容でもあり、手放しに喜べないものの、新チームの初めての公式戦としては、まずまずの内容だった。
観戦していた別のチームの方から、「今年も道後はあなどれないですね」と言われたので、もともと回りの評価はそんなに高くなかったんだろう。そういう中で、強豪チームを連破してのベスト4進出と言う結果は、できすぎではあるが、これで気を抜かずに、道後スポ少として初めての秋の県大会出場を目指して頑張って欲しい。