2012年01月20日

タイで雨が降れば日本では…

 仕事を早めに終えて帰宅後、雨が降る中を自動車で外出。その目的は…

 これまで何回も書いているが、ソフトボールの卒団の記念品として、それまでに撮りためた写真を卒団生とその家族に選んでもらって、A3ノビの用紙に80枚ほどの写真をタイル状にレイアウトしてプリントする「卒団パネル」を作っている。

 手間は掛かるが、毎年「これを目標に頑張ってきました」などと言われる程度に好評である。

 今年も、12月から1月にかけて写真の整理などして準備を進めていたが、最近になって「用紙が手に入らないかも」という危険が出て来た。

 と言うのも、昨年のタイの大洪水でキヤノンの写真用紙の工場が大きな被害を受けたらしく、電器屋店頭の告知によると「入荷のめどが立っていない」事態らしい。

 その話を聞いてしばらくは、「そうは言っても大丈夫だろう」と思っていたが、Amazonでも在庫無しか値段が従来の1.3倍程度に上がっているし、職場近くのカメラのキタムラにも並んでいない。

 このまま用紙が手に入らないのでは、いくらパソコン上で手間を掛けたところで「卒団パネル」として渡す事が出来ない。

 この時期に手に入らないのはさすがにまずいと思い、普段は行かない郊外の電器店を探す事にしたわけである。

 最初に、松山には最近出来た「ケーズデンキ」に行ってみたが、ここでなんとか1箱を確保。
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 その後、何店か回ってもう1箱とインクカートリッジも確保。
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 なんとか卒団パネルのプリントには支障がないように準備は出来たが、どの店も店頭在庫は1箱だけだったので、少しでも早めに回って良かったんだろう。
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2012年01月16日

人のピンチは誰かのチャンス

 三学期が始まって、受験生はいよいよ追い込みの時期だと思いますが、中三、高三のお子さんがいる家庭は、ピリピリした雰囲気なんでしょうか?

 「我が家は、もうちょっと緊迫感があるべきだよな」と思っているが、そんなとき通信教育の封筒が届いた。
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 これの表紙に載っていたマンガが、我が家の状況にあまりにもズバリな内容だった。

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 笑えないような、笑えるような…
posted by utsuno at 22:43| Comment(0) | 日記

2012年01月11日

歓送迎会

 職場の飲み会に参加。「新年会」ではなくて、年始めの人事異動でやって来た人と今月下旬から長期出張に行く人の歓迎会と壮行会を兼ねた「歓送迎会」だった。
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 なんか、最近開店した居酒屋らしいが、かなり暗かった。
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 2時間半ほど同僚と楽しく話してるうちに、あっと言う間に「中締め」になった。

 ちょっと飲み過ぎたので、あと2日の仕事がきつそうだ。
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2012年01月10日

「解体フェア」とは?

嫁「今日ね。スーパーで『解体フェア』をやってたのよ」
私「ふーん。マグロとか?」
嫁「そーじゃないのよ」
私「じゃあ。まさか牛一頭とか?」
嫁「いやいや。お歳暮の商品を箱から出してバラ売りしてたのよ。箱に入ったままのもあったけど。コーヒーなんかがかなり安かったのよ」
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 それって「解体フェア」って言うのか?
posted by utsuno at 23:02| Comment(0) | 日記

2012年01月09日

映画の感想--「青い車」は問題作、他

 相変わらずTSUTAYAの店舗とTSUTAYA DISCAS(ポストへ返却)への両方を活用しつつ、結構速いペースでビデオを観る毎日です。
 このラインナップは、「雑多」?または「かたよってる」のどちらなのやら…


「ツイスター」
image公開年:1996年
監督:ヤン・デ・ボン
出演:ビル・パクストン、ヘレン・ハント

巨大竜巻内に調査用のセンサーを送り込む事で早期警報の実現を図ろうとする研究者グループと、それに対抗するグループとの競走。

 製作はスピルバーグで監督がヤン・デ・ボン。

 噂によると、ハリウッド版の「Godzilla」の監督を降板したヤン・デ・ボンが、やはり「Godzilla」の監督を断ったスピルバーグと共に、怪獣の代わりの竜巻を題材に撮ったのがこの映画らしい。

 竜巻の観測に全てを賭ける命知らずの研究者達の物語。

 何度か竜巻との遭遇を経て、ラストで出てくる最大級の竜巻の描写は迫力満点。確かに、怪獣に見える。

 ガチャガチャのカプセルみたいな計測機器が光を放ちながら竜巻に吸い込まれる場面が幻想的で盛り上がった。

 ライバルとは言え何も悪い事をしていない研究仲間が死んだのに、無邪気に成功を喜ぶメンバーには共感できない。



「地球が静止する日」
image公開年:2008年
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー

NYのセントラルパークに巨大な球体が出現し、降り立った宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーブス)が現れた。クラトゥの目的は地球を救うこと。そのために彼が成し遂げようとしている衝撃の計画とは?

 古典的SF映画のリメイク。

 異星人の乗り物が地球に接近する冒頭のシーンは、緊迫感があって良かった。

 ややクラシックなデザインの「ロボット」と、ナノテクで無限に増殖する小型ロボットによる侵略シーンのアンバランスさはリメイクならでは。

 どんどん絶望的な事態になって「人類終わった」と思わせながら、なんか、キアヌ・リーブスが改心した事で、異星人の侵略は突然終わる。

 あまりに唐突で、余韻もなにもない終わり方。



「ダーリンは外国人」
image公開年:2010年
監督:宇恵和昭
出演:井上真央、ジョナサン・シェア、国仲涼子、戸田菜穂、國村隼、大竹しのぶ

漫画家を夢見るイラストレーターのさおり(井上真央)は、日本文化に憧れて来日したアメリカ人のトニーと出会い、つきあい始めるが…

 「ツレうつ」と同じく日記マンガが原作の映画。

 井上真央も宮崎あおいに負けず童顔だが、こういう顔の方がイメージに合うんだろうか。

 井上真央は「八日目の蝉」なんかのシリアスな演技も悪くないが、フレッツ光のCMと同じくコメディの演技は上手い。

 「文化の違いに驚きながらも外人と結婚する」だけの話だが、ストーリー的にはそれなりに起承転結があって、良くまとまっている感じ。(原作では、井上真央のお父さんは、物語が始まった時点で亡くなっている)

 国仲涼子が井上真央のお姉さん役で出ている。



「スウィングガールズ」
image公開年:2004年
監督:矢口史靖
出演:上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ

東北地方のとある片田舎の高校。食中毒になったブラスバンド部員の代役として集められた落ちこぼれの女子13人

 NHKの連ドラ主演女優が揃った群像劇。

 基本はコメディだが、やる気のない高校生達が、「補習をさぼりたい」という不純な動機から始めたブラスバンド活動に徐々に本気になって行き上達すると言う、「音楽のスポ根物」でもある映画。

 松茸取りのバイト(?)に行ってイノシシに追いかけられるシーンの表現が面白かった。

 最後の演奏シーンの盛り上がりも含めて良くまとまった佳作。



「うた魂♪」
image公開年:2008年
監督:田中誠
出演:夏帆、ゴリ

北海道の合唱の名門校でソプラノパートのリーダーを担当する荻野かすみ(夏帆)は、あこがれの生徒会長から歌っている時の顔を“産卵中のシャケみたい”と評され、あえなく自信喪失、退部を決意するが…

 「スウィングガールズ」と同じ系統の「文化系クラブ活動のスポ根物」。

 ただし、「弱小校が落ちこぼれ選手の活躍で大躍進」みたいなストーリーではなくて、名門校にいる主人公が女性らしい挫折を味わってから復帰するところが目新しいと言えば目新しい。ライバル校がエリート校じゃなくてヤンキー校だというのも面白い。

 ラストの合唱シーンの盛り上がりは良かった。

 「仮面ライダーディケイド」のヒロインの森カンナと「仮面ライダーW」のヒロインの山本ひかるが共演している。



「初雪の恋〜ヴァージン・スノー」
image公開年:2006年
監督:ハン・サンヒ
出演:宮崎あおい、イ・ジュンギ

。陶芸家である大学教授の仕事の都合で京都に住む事になった高校生ミン(イ・ジュンギ)。自転車に乗って夏の京都を走り回っていた彼は、偶然見かけた女性、七重(宮崎あおい)に一目惚れする

 パッケージの宮崎あおいは小学生にしか見えない。

 日韓共同製作だが、両国のお互いの文化や考え方の違いの描写はなく、単に京都の高校に転校してきた主人公と宮崎あおいの恋愛ストーリーとなっている。

 韓流らしい部分は、順調に交際していたはずの宮崎あおいが、家庭の事情で突然姿を消してしまう部分ぐらいか。

 お互いの事情による紆余曲折と数年間の離ればなれの時期を経て、最後にはめでたく結ばれる二人だが、韓国の放送コードの問題なのか、キスシーンもなくお互いが抱き合っただけで完結。

 特にひねったところのない映画だが、恋愛物としては平均的な面白さだった。



「ミッション・インポッシブル(1)(2)(3)」
image公開年:1996年、2000年、2006年
監督:ブライアン・デ・パルマ(1)、ジョン・ウー(2)、J・J・エイブラムス(3)
出演:トム・クルーズ


 トム・クルーズの「俺はまだまだ格好いいぜ」アピール映画。

 宙づりの侵入シーンとか、アクション映画として後に様々なメディアでパクられる斬新な映像を見せている。

 パート1にはジャン・レノが出ている。

 3作の中では「3」がオリジナルの「スパイ大作戦」の雰囲気を残している感じで面白かった。



「青い車」
image公開年:2004年
監督:奥原浩志
出演:ARATA、宮崎あおい、麻生久美子、田口トモロヲ

子供の時に遭った事故で目もとに傷が残るリチオ(ARATA)は、周囲に心を閉ざして生きていた。恋人アケミ(麻生久美子)でさえ、そんなリチオに対して埋めようのない溝を感じ始めていたある日、リチオは街で偶然アケミの妹このみ(宮崎あおい)と出会うが…

 今回紹介する作品の中では(個人的な評価だが)最大の問題作。

 心に傷を負った中古レコード屋の店員ARATAの恋人が不動産会社のOLの麻生久美子で、その妹が高校3年生の宮崎あおい。今なら、もっと話題になるキャスティングだと思う。(私にとってだけじゃなくてね)

 姉の麻生久美子と付き合っていながら、あっさり出来てしまう宮崎あおいとARATA。モラルも何もないが、二人が部屋のベッドに腰掛けてお互いにすり寄ってキスするシーンは雰囲気が良くてドキドキした。

 マンガが原作だが、原作では麻生久美子は物語が始まった時点で死んでいて、回想シーンでしか登場しないらしい。

 この映画でも、麻生久美子は物語の中盤で交通事故で死んでしまうが、その後、再会した宮崎あおいとARATAは、喪中とか気にせずにまた関係を持ってしまう。

 ここの、
ARATA「まだ痛い?」
宮崎あおい「うん。でも感じるよ」
のセリフを言わせただけで、監督としても満足では?

 そこら辺だけは印象に残ったものの、全体的に何がテーマなのか良くわからない映画。このキャスティングがもったいない。
posted by utsuno at 23:04| Comment(0) | 日記

2012年01月05日

打ち合わせ

 本格的に仕事が始まったが、まだまだ月初めなので仕事はほぼ定時に終了。

 その後、ソフトボールの「坊っちゃんリーグ」の役員さんと待ち合わせて市内のファミレスへ移動。
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 ここで、夕食を取りながら春のリーグ運営に関する打ち合わせをする。(「総会」の案内の往復はがきのレイアウトとか、ホームページに載せる文書について)

 まだまだ寒い日が続くが、1月の下旬からリーグの総会などがあり、いよいよ「シーズン」の開幕も近付いてきた。
posted by utsuno at 23:46| Comment(0) | ソフトボール

2012年01月04日

仕事始め2012

 12月30日に始まる5日間の年末年始休暇を終えていよいよ今日が「仕事始め」。

 と言っても、例年この日は11時からの「仕事始め式」に出席する事と、年始の挨拶に来てくれる取引先への対応ぐらいで、午後からは適当に帰らせてもらう。(年末の休日出勤の代休みたいな扱いで)

 今年も、定時よりも早めに帰る事が出来たので、大街道にある「献血ルーム」に寄ってみた。
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 数年前までは、「何か世間のお役に立つ事をしよう」とか「ただで血液検査してもらう」という理由で、それなりに定期的にここで献血していたが、土日がソフトボール活動で忙しかったり今治に移動になったりで、ここに来るのは久し振りになる。

 実際には「数年」どころではなくて、受付で申込書を書いたら、「この前に来たのは平成17年ですね」と言われた。

 なんと、8年以上ご無沙汰だったらしい。

 考えたら、いま中3の息子が小2でソフトボールを始めて以来、土日はほとんどソフトボールで潰れていたから、来る機会がなかったのか。しかし、あんまりにも間隔が開きすぎだ。40歳代はほとんど献血できていないのか…反省。

 「AB型の成分献血は必要数に達しているので、400mlの全血献血をお願いします」と言われたので、その通りにする。
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↑「成分献血」は必要数を確保している

 成分献血なら1時間以上かかるが、全血献血なら問診も含めて30分ほどで終わる。

 本当は、2週間したらまたできる成分献血が希望だったが、まあ、早く終わったので仕方ないか。

 「全血献血の場合は、水分を多めにとった方がいい」との事なので、途中でスタバに寄る。
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 これまでは、ブラックばっかりだったが、タンパク質を補給するために「ソイラテ」のトールを注文した。

 「カフェラテ」は飲んだ事があるが豆乳で作った「ソイラテ」は初めて飲んだ。

 なるほど、「コーヒーに良く合う豆乳を使っています」と言うだけあって美味しい。

 それにしても、平日なのにほとんど空席がないほどの混雑。学校が冬休みだからか?
posted by utsuno at 15:32| Comment(0) | 日記

映画の感想--12月分(「剱岳 点の記」他)

 なんか12月は調子に乗ってTSUTAYAの店舗で50円で借りた旧作を大量に観たので、まだまだ感想が残ってます。相変わらず雑多…

「ウォール・ストリート」
image公開年:2010年
監督:オリバー・ストーン
出演:シャイア・ラブーフ、マイケル・ダグラス

勤務先の投資銀行が破綻し慕っていた経営者が自殺するという悲劇に直面した若き金融マン、ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は、伝説の投資家であるゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に接近するが…

 アメリカの金融界を描いて伝説となった1987年の「ウォール街(Wall Street)」の続編。タイトルがややこしいが、こちらの原題は「Wall Street:Money Never Sleeps」となっている。

 普通、続編を作るとしたら、前作の主人公バド・フォックス(チャーリー・シーン)のその後を描くところだが、この映画は、前作のアンチヒーローであったゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)と彼に近付く若い野心家の視点からストーリーが展開する。

 「Zガンダム」がアムロのその後を描くのではなくて、(アンチヒーローだった)シャアとカミーユの話になったようなものか。

 ちなみにアムロ(バド・フォックス)も「Zガンダム」程度には出て来る。

 そのバト・フォックスとゴードン・ゲッコーの再会シーンのマイケル・ダクラスの懐かしそうな顔の演技が、味があってとても良かった。しかし、前作では「金よりも大事な物がある」と言ってた「ブルースター航空」を「売却しちゃった。儲かったよ」とこだわりなく話すバド・フォックスはどうかと思うが。

 「金こそ全て」だったゴードン・ゲッコーが最後に人間味を見せる事で、前作以来のテーマに結末がつく。

 吹き替え版でのゴードン・ゲッコー役の津嘉山正種さんの声が渋くて良かった。



「海でのはなし。」
image公開年:2006年
監督:大宮エリー
出演:宮崎あおい、西島秀俊

スピッツの音楽をモチーフに、不器用で心優しい男と女の淡く切ない恋を描く

 お互いに問題を抱えた男女(宮崎あおいと西島秀俊)の触れ合いを、スピッツの音楽と共に描く。

 2人の家族に関する説明的な場面はあるが、それ以外に特になにも起きずに淡々と進む。

 「映画」と言うより「長編プロモーションビデオ」的な実験作。監督は、CMプランナー、コピーライター出身のクリエイターらしい。

 こう言う映画も「あり」とは思うが、この映画に関しては「なし」。せっかく味がある曲と雰囲気がある主演の二人がもったいない感じ。

 曲とシーンが合ってない場面が多すぎてちぐはぐな印象を受ける。もっと、曲の内容通りのベタな場面設定なら良かったのに。



「好きだ、」←一部の方にお薦め
image公開年:2005年
監督:石川寛
出演:宮崎あおい、西島秀俊、永作博美、瑛太

ひと組の男女の17年にわたる愛の軌跡

 前に感想を書いたが「tokyo.sora」という映画があって、基本的に単館上演だったので話題になる事も少なかったが、妙に気になっていてDVDが出た時に借りて観た。

 本上まなみに井川遥をはじめとする東京で暮らす6人の女性の群像劇だが、演技らしい演技がほとんどなくて、出演者がぼそぼそと喋るだけでストーリーが進んでいく映画だった。実際に、シチュエーションだけ設定して、セリフはほとんどアドリブで撮っていたらしい。

 事件はそれなりに起こるものの、あまりにナチュラルな演技で、非常に不思議な映画で、誰にでも勧められないが、個人的には気になる映画だった。

 その、石川寛監督が撮った2本目の映画がこれ。(現在まで、映画はこの2本だけ)

 高校生時代の宮崎あおいと瑛太、それと宮崎あおいの姉の三角関係を、抑えたトーンの映像と「tokyo.sora」と同じく、ぼそぼそと喋る長回しのセリフで描いている。

 姉の交通事故をきっかけとして、2人が別れて17年が経過し、宮崎あおいは永作博美に、瑛太は西島秀俊に成長する。

 最初、このキャスティングを見た時に「無理があるだろ」と思ったが、映画を観たら不思議と違和感がなかった。まあ、どっちも超童顔だし。

 結局、姉の事故以外の事件はなにも起こらず、西島秀俊が永作博美に「好きだ」と言って、17年間の回り道が終わりエンドロールが出てくる。

 17年かけて2人の仲は、キスはおろか手を繋ぐどころか「好きだ」の言葉が到達点だったのである。

 前作と同じく誰にでも勧められないが、もの凄く時間があって、疲れていて、純粋な恋愛物が観たい方は、騙されたと思って観て下さい。

 私は、結局2回観てしまった。



「ボックス!」
image公開年:2010年
監督:李闘士男
出演:市原隼人、高良健吾、谷村美月

高校のアマチュア・ボクシングを舞台に、対照的な2人の幼なじみが、ボクシングを通して栄光と挫折を味わいながら成長していく姿を描く

 亀田兄弟か辰吉みたいな市原隼人は、やんちゃで才能のあるボクサー役にピッタリ。

 優等生で努力家の高良健吾との対比が面白かったが、物語中盤で2人の対戦が実現してしまい、その後は、ちょっと中途半端な構成だった。

 ライバル校の強豪選手との戦いを乗り越えて、2人が戦う試合をラストに持って行った方が良かったのでは?

 谷村美月は、ボクシング好きでしっかりした女子高生を好演していたが、途中で突然死んでしまう。

 全体の構成は今ひとつだったが、ボクシングのシーンなんかは迫力があった。



「シャーロック・ホームズ」
image公開年:2009年
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ

ホームズの活躍で、ロンドンをさせていた連続殺人事件がみごと解決した。犯人ブラックウッド卿は死刑に処せられたはずであったが…

 何度も映像化されてきたシャーロック・ホームズの映画。(私は、NHKでやっていた露口茂が声を当てていたTVシリーズが印象に残っている)

 知的な推理で事件を解決していくのがホームズのイメージだが、この映画では、アクションシーンが多い。

 ホームズがロバート・ダウニー・Jrで吹き替えが藤原啓治なので、「アイアンマン」を観ているような気になる。

 ホームズならではの謎解きもありつつ、テンポ良くストーリーが進む。

 ホームズ映画としては違和感もあるが、19世紀のロンドンの雰囲気も良く出てるし、探偵アクション物としては面白かった。

 ホームズの宿敵のモリアーティ教授が声だけで出演していたり、明らかに続編を考えていたようだが、実際に2012年にパート2が製作される事が決まったらしい。



「奥さまは魔女」←おすすめ
image公開年:2005年
監督:ノーラ・エフロン
出演:ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケイン

元ビッグスターで現在は落ちぶれ気味の俳優ジャック(ウィル・フェレル)に、TVドラマ「奥さまは魔女」のリメイク版のダーリン役としての出演依頼がくる。ジャックは主役である魔女「サマンサ」よりも自分を目立たせようと、素人のイザベル(ニコール・キッドマン)をサマンサ役として抜擢する。
しかし、イザベルは普通の恋に憧れ人間界にやってきた本物の魔女であった。


 人気TVシリーズのリメイクは珍しくないが、この映画の場合「リメイクの製作」を描いた映画である。しかも、サマンサ役に抜擢されたのは、本物の魔女。

 ひねりが効いてなかなか面白い設定だが、ストーリーの方は、定番のラブストーリーで、役柄ではなく本当にジャックに恋したイザベルが、真実を明かした事で一度破局した恋が最後には…と、全体にベタな流れ。

 でも、主演のニコール・キッドマンが演じる天然系の魔女はチャーミングだった。

 問題は、主人公が恋するジャックが、あまり魅力的に見えない事か。

 ジャックの昔の恋人が出て来て、邪魔だと思ったイザベラが魔法でTVセットの照明を落としたら、恋人が大けがしてしまい、「あら。やり過ぎちゃったわね」と時間を巻き戻してなかった事にするシーンが面白かった。

 吹き替え版だとイザベラの父親の魔法使いは、TVシリーズであの印象的なナレーションを担当した中村正があの声で当てている。



「八日目の蝉」
image公開年:2011年
監督:成島出
出演:井上真央、永作博美、小池栄子

不倫相手の赤ちゃんを誘拐した女性(永作博美)が、4年間にわたって母と娘として過ごした逃亡生活の顛末と、誘拐犯に育てられた少女(井上真央)が成長し、やがて自らの過去と向き合う姿を描く

 NHKのTVシリーズでは、檀れいと北乃きいだった。

 TVシリーズでは、檀れい(誘拐している時期)のパートに重点が置かれていたが、映画版では井上真央のパートが主になっている印象。

 永作は、追い詰められた逃亡犯をリアルに演じていたが、檀れいに比べるとなんか同情できなくて、「ひどい犯人だなー」と思わせる。(実際に、ひどい事をしてるんだが、TVシリーズでは、犯人に同情するような演出が多かった気がする)

 小池栄子が、「井上真央と同じ宗教団体の施設で育てられた男性恐怖症のライター」というとてもそう見えない役を演じている。

 TVシリーズでは、最後に犯人と娘が出会うシーンが合ったが、映画版では無し。それもあって、なんか「なにがテーマなのか?」がわかりにくい映画だった。



「初恋」
image公開年:2006年
監督:塙幸成
出演:宮崎あおい、小出恵介

“三億円事件”をモチーフに、事件の裏に隠された真相と実行犯となった18歳の女子高校生の切ない初恋の物語を描く

 恵まれない少女時代を過ごした宮崎あおいが、60年代の学生運動の活動家と出会い、その活動の手助けに「三億円強奪事件」の実行犯となることを決意する。

 ひたすら男性のために尽くそうとする宮崎あおいの抑制された演技は良かったが、そもそも、どうして惹かれるようになったのかが良くわからないだけに、今イチ感情移入できない。

 60年代の町並みや風俗は(多分)低予算の映画としては頑張っていた。

 結局は三億円強奪は、史実の通り成功するが、そこで終わってしまい話のオチがない。



「県庁の星」
image公開年:2006年
監督:西谷弘
出演:織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介、紺野まひる

県庁のキャリア公務員、野村聡(織田裕二)は極端な上昇志向の持ち主。彼は、民間企業との人事交流研修のメンバーに選出されるが、派遣されたのは田舎の三流スーパー。しかも、野村の教育係となった二宮あき(柴咲コウ)は自分より年下のパート店員だった…

 エリート公務員が零細民間企業に出向し、理想通り行かない現実に目覚める。

 「公務員はダメだ」と言ってるだけじゃなくて、公務員の嫌な所といい所を公平に描いているとは思う。

 柴咲コウが、現場のたたき上げでしっかりした民間企業のパート(職場のキーマン)を演じている。適役。



「自虐の人」
image公開年:2007年
監督:堤幸彦
出演:中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀

ひなびたアパートに暮らす元ヤクザのイサオと内縁の妻、幸江。イサオは仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れ、すぐにちゃぶ台をひっくり返す乱暴者。それでも幸江はイサオと一緒にいるだけで幸せだと感じていた

 超高速カメラを使ったちゃぶ台返しの映像をこだわって撮った映画。

 阿部寛の演じる旦那は、業田良家の原作そっくり。

 中谷美紀演じる主人公は、けなげで献身的で「なんでこんなヒモみたいな男に尽くすのかな−」と思わせるが、後半で幸せを掴みそうになるものの事故に遭ってしまい意識不明になる。

 ここから、30分ほど回想シーンに入って、学生時代の中谷美紀(演じているのは別の娘)とアジャ・コング(同じく別の娘)の友情物語が延々と続く。

 結局、中谷美紀は目覚めてハッピーエンドになるが、もうちょっと山場があった方が良かったと思う。



「劔岳 点の記」←おすすめ
image公開年:2008年
監督:木村大作
出演:浅野忠信、香川照之、宮崎あおい、松田龍平、仲村トオル、小市慢太郎

明治39年、陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎芳太郎は、国防のため日本地図の完成を急ぐ陸軍から、前人未踏の山である劔岳の初登頂と測量の命令を受ける。そんな彼らの前に日本山岳会という強力なライバルが出現する

 日本映画界を代表する名カメラマン木村大作の初監督作品。「八甲田山」なんかも撮っているらしい。

 山岳映画としては、非常に真面目な映画だが、史実に基づいているからドラマチックさには欠ける。

 どのくらいリアルとか言うと、剱岳の頂上前で「ここが最後の難関だ」とメンバーが意気込む場面の次のシーンでは既に登頂に成功している。どうやらあまりに大変すぎて、最後の登頂シーンは撮影できなかったらしい。

 ベテランのシェルパ(案内人)を演じた香川照之を別にすれば、主演の浅野忠信にしても小栗旬にしても、非常に押さえた演技でリアルさを増している。(噂では、登山が大変で装備を減らすために台本さえ持って行ってなかったとか)

 唯一、宮崎あおいが出てくる浅野忠信との夫婦団欒のシーンだけがラブラブで、全然トーンが違う。(どこかの評論で読んだが「老人のあおい萌え!」)

 宮崎あおいの「好きなくせに〜」のセリフはなんかエロかった。

 基本的には悪人は一人も出てこない映画だが、この場合の「敵」は大自然だったのかも。

 映画的には、「任務のため」仕事として慎重に歩を進める主人公のグループが成功して、「名声のため」に趣味として登山している山岳会は功名を急いでしまい遭難してしまうのがメリハリがあって良かったと思うが、実際にはどちらも成功する。山岳会が、測量部隊に健闘を讃える旗信号を送るシーンは良かった。

 撮影の苦労や、「日本にこんな秘境があったのか!」と言う雄大な自然の映像なんかを含めて、文句なしの力作。

 こんな映画は、大スクリーンで観たかった。
posted by utsuno at 00:04| Comment(0) | 作品感想

2012年01月03日

インドアな正月

 年末年始の休みもいよいよ今日まで。

 この間の出来事については、珍しく毎日更新したこのブログに書いたとおりでちょこちょこと外出しているが、ソフトボール活動がなかったので、家にいる時間も多かった。

 で、最近TVのバラエティはあまり見なくなったので、パソコンでいろいろと仕事(団のとか、リーグのとか、個人のとか色々)をしながら、パソコンの再生ソフトで借りてきたDVDを観ている。

 例のTSUTAYA DISCASも続けているが、「月に8本」だとあっと言う間に観てしまうので、11月頃からはTSUTAYAの店舗に行って旧作を50円で借りて、時間のある時にババーッと観ている。

 ちなみに、私は人に比べると「ながら」が出来る(2つ以上の事を同時に出来る)ようで、「パソコンやりながら」と言っても内容はちゃんと覚えている(はず)。(新年早々、自画自賛だが、自慢できる事がこれぐらいしかないのでご容赦下さい)

 今日は、1日に借りた4本を観終わったので、TSUTAYAに行く。

 何か借りようと思って棚を見ていたら、谷村美月の「明日やること ゴミ出し 愛想笑い 恋愛。」が「準新作」で全2本中1本だけ残っていた。

 いまTSUTAYAで合計5本借りると準新作も200円で7泊8日借りられるので、他に観たい映画を4本選んで、合計5本借りた。(邦画4本、洋画1本)

 正月から観たいビデオが手に入って幸せな気分。(←簡単に幸せを感じる奴)
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 明日から仕事と言ってもそれなりに暇なはずだから、3連休が終わるまでに観ておこう。
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2012年01月02日

昼からビール

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 松山市の北条地区にある嫁の実家へ正月の挨拶へ行く。

 例年、この日は「しゃぶしゃぶ」が出て来たが、今年はカニもあって元日の食べ過ぎでもたれた胃にはありがたかった。

 久し振りに明るい内からビールを飲んで酔っ払った。

 嫁の実家は専業農家で家は昭和初期に建てられた日本建築。
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 裏山にはミカン畑が広がる。
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 先月末に買った60mm F2.8のマクロレンズを持って行ってたので、庭で花を撮ったりしながら夕方まで過ごた。
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posted by utsuno at 20:02| Comment(0) | 日記